区代表委員会報告(2017.6.16)

事業目標

  1. 横浜在宅看護協議会の目的を達成するため、各区に代表を置き、会員との連携を図る
  2. 他区との情報交換を行い、区内訪問看護ステーションの資質の向上のため区活動に役立てる
  3. 区活動をとおして、在宅看護事業が健全に運営されるよう、連絡・調整等の役割を担う

事業内容

  1. ステーションの資質向上のための活動を行う
  2. 年2回の区代表会議において区内の情報提供を行う
  3. 総会にて、活動報告を行う

事業の実績

委員会:

第1回 平成28年6月16日(木)18:30~20:30
横浜市技能文化会館多目的ホール1
出席 18区

第2回 平成28年10月17日(月)18:30~20:30
横浜市健康福祉総合センター8階研修室
出席 15区 欠席3区

第3回 平成29年3月14日(木)18:30~20:30
横浜市健康福祉総合センター8階研修室
出席17区 欠席1区

委員会

委員長:古藤 賀津子 タツミ訪問看護ステーション(緑区)
書記:  山崎 美也子 ひまわり訪問看護ステーション(旭区)

各区の活動報告

緑区

タツミ訪問看護ステーション長津田 古藤賀津子
【活動内容】
奇数月第2木曜日 緑区訪問看護ステーション連絡会定例会
(区高齢・障害支援課担当も出席)
研修会  緑区ケアマネ連絡会との合同研修会 
~ワールドカフェ方式を取り入れた多職種事例検討会~
連絡会スタッフ交流会・事例検討会
在宅ケアみどりネットワーク会議・研修会

会計報告 前年度の繰越金 887円
今年度の活動助成金 10,000円
事務費 1,080円
来年度への繰越金 9,807円

泉区

訪問看護リハビリステーション花の生活館 今野 弘子
【活動内容】
<今年度の活動目標>
「地域包括ケアシステムを推進するために顔の見える連携を強化する」

<活動内容>
・全活動回数13回
・泉区訪問看護連絡会主催研修1回
・近隣病院・ケアマネ・区役所等との連携6回
・定例会6回

<泉区の特徴>
泉区では、区内で活動している委員会に訪問看護ステーションの管理者が参加
地域福祉推進委員・虐待防止保健推進委員・在宅医療連携推進委員等

<活動内容の詳細>
4/13 定例会① 役員交代・新管理者紹介・今年度計画変更
5/11 研修会  マナー研修 参加者70名 横浜いずみ台病院にて
6/8 定例会② 新人教育マニュアルの検討、今後の研修の検討等
6/15 国際親善病院との共同 症例リレー 国際親善病院にて
7/13 泉区高齢・障害支援課との定例事例検討会 介護予防事業についての説明等
9/21 こども支援課と定例事例検討会
10/12 定例会③ 連絡事項・ステーション新規管理者からの質疑応答及び情報共有
11/9 定例会④ 連絡事項・新人教育について
12/21 国際親善病院との共同在宅リハビリの連携
1/18 定例会⑤次年度の予定検討・2月の福祉イベント担当決め
2/16 泉区高齢障害支援課との合同研修
   セルフネグレクトケースの合同事例検討会
   鶴見区うしおだ診療所 野末浩之 先生による講義
2/2 ケアマネージャーとの共同 泉区ケアマネフォンテにて「がんターミナル期のケアマネジメント研修」事例提供
3/8 定例会⑥ H28年度まとめ・次年度計画

港北区

ウエルケア訪問看護ステーション 野口 雅代

【活動内容】
総会    5月11日(水)
定例会   年10回(4・5・5・7・9・10・11・1・2・3月)
第2水曜日に実施
合同定例会 6月8日(水) 区役所との情報交換

研修事業
11月5日(土) 「精神障害のある方の支援」篠崎めぐみ先生
2月25日(土) 「明日から使えるコーチング」大山順子先生

参加事業
10月、11月の週末  医療救護隊参集拠点での防災訓練
7月    災害医療部会 Yナースとの連絡、勉強会
年3回   港北在宅医療部会
年2回   港北区災害医療連絡会
年3回   高齢者支援ネットワーク

会計報告 ステーション数 15か所
活動助成金額 20,000円
年2回開催の合同研修会の講師代の一部として使用 20,000円
次年度繰越金 0円

都筑区

訪問看護ステーションNOA 神保直子

【活動内容】
月に1回の定例会(内2回 行政との定例会)
行政とは、行政からの連絡と地域包括ケアシステムについて
2月研修「摂食嚥下について」

【委員会検討事項】課題等
訪問看護ステーション以外の、例えばデイサービスや訪問入浴などの看護師をどのようにして、お誘い・参加していただく様にしていったら良いか? どう連携していったら良いのか?どんな形で連絡会をすすめて行くか? など、まだまだこれから話し合って行くところです。

旭区

ひまわり訪問看護ステーション 山崎 美也子

【活動内容】
区内の聖マリアンナ西部病院や県立がんセンターに講師派遣を依頼し研修会を開催し、在宅医療相談室主催の研修会にも協力をしている。
旭区災害医療連携会議や旭消防署の高齢者予防救急連絡会に出席している

【委員会検討事項】
業務に追われて研修会等の参加者が少なく、積極的に研修会や連絡会に参加するステーションと全く参加しないステーションの格差が大きく統制が取れない。

金沢区

済生会わかくさ訪問看護ステーション 藤井 優子

【活動内容】
年11回、管理者定例会開催
ケアマネクラブとの合同研修
区連携ハンドブックかなざわ作成ワーキング
緩和ケアにおける在宅医療パネリスト(管理者代表)

【委員会検討事項】
加入STが少ない。(現在、14か所中8か所加入)

【活動費】
H28年度活動助成金 10,000円
前年度繰越金    24,641円
資料代       △5,000円
合計        29,641円

港南区

訪問看護ステーションふれあい21 河合敦子

【活動内容】区内会議・研修会(区活動助成金活用報告)など
研修会:精神科疾患を学ぼう 1疾患理解 2事例検討 3精神医療センター見学、交流会
講師謝礼金 区活動助成金利用
在宅医療相談室 研修:多職種連携会議 年2回
災害研修:区役所主催 参加

【委員会検討事項】課題等
連絡会出席者が固定し、出席率が上がらないこと

中区

中区医療センター訪問看護ステーション 古泉 順子

【活動内容】区内会議・研修会・特徴等
会議や研修会は、訪問看護事業所連絡会と共催し毎月実施。
定例会議は概ね区内11訪問看護ステーションのうち、7~8箇所事業所が参加
情報交換や運営上の悩みなど管理者同士意見交換したりしている。
研修会は、年2回実施。訪問看護STだけでなく看護職向けとして実施
協議会参加の事業所が少ないので、共催としている。単体での活動はない。

瀬谷区

三ツ境たんぽぽ訪問看護ステーション 山下 千帆

【活動内容】
区連絡会  年9回  内1回は医療セミナー開催 地域医療・福祉連携
合同研修会 「ノーリフト・持ち上げない介護」 理論編・実践編の2回開催
活動助成金 10,000円

青葉区

新緑訪問看護ステーション青葉台 大塚 味津枝

【活動内容】
青葉区訪問看護連絡会(年間4回、訪看・青葉区役所・主任CM代表の情報交換)

幹事会:課題のとりまとめをし、年4回の「青葉区訪問看護連絡会」開催等。

地域連携係:多職種連携(顔の見える関係づくり)を目的に「ねっとわーく青葉」開催
(青葉区合同及び地域を6地区に分散してのエリア会議の開催等)
  消防士(救急隊)の活動と連携についての講演
“青葉区看護職連絡会“の立ち上げ。(病院・訪看・包括・施設の看護師との連携会議)
事例検討会(CM55名・NS11名参加)
多職種連携会議(アーバンクリニック長瀬医師招き)

研修会係:災害ナースの講演会 8月
糖尿病について  西川真人医師の講演2月

災害係:年2回緊急連絡網訓練
発災時の対策検討会(医師・歯科医師・薬剤師・柔道整復士・看護師合同で)

活動助成金:災害ナースの講演会 講師への御礼(2万円)

神奈川区

はな訪問看護ステーション 大西美智子

【活動内容】
定例会 年6回  多職種連携会議 年5回
研修会年3回:看護職交流会  スタッフ研修会  看護介護合同研修会
活動助成金20,000円 研修会講師謝礼・研修会資料等で支出20,000円 残金0円

栄区

訪問看護リハビリステーション水明の大地  岩橋真由美

【活動内容】
4月 7月 9月 12月 3月・・定例会
6月フットケア研修 7月フットケア研修

【委員会検討事項】課題等
全ステーションのスタッフもが交流できる研修などの企画
活動費: 残金10,000円

西区

ケアーズ横浜浅間台訪問リハビリ看護ステーション 中村 優子

【活動内容】
年3回の定例会議

磯子区

洋光台訪問看護ステーション 豊田 まゆ美

【活動内容】

  1. 毎月第2木曜日に区訪問看護ステーション連絡会を開催している。
  2. 地域連携に力を注いでいる。本年度は勇美記念財団の助成を受け地域活動をおこなった。
    1. 医療連携では年1回地域看護連絡会を開催。地域の医療機関連携室看護師、区保健師、地域包括、デイサービス、小規模多機能施設、ショートステイ施設、訪問入浴等の看護職が集まり、情報共有や課題の検討会などを行っている。
    2. 介護職を対象とした「介護と看護が学び合う医療的研修会」を年間3回開催。
      1回目(11/10):在宅での看取りについて
      講師:聖路加国際病院 訪問看護認定看護師・認定看護管理者 滝口美重 様
      悠の木訪問看護ステーション 訪問看護認定看護師 青木 悠紀子 様
      2回目(1/22):「胃ろう」「在宅酸素」について
      講師:磯子区ステーション連絡会(構造や管理についての講義)
      日本メガケア株式会社(在宅酸素実物での説明)
      ニプロ株式会社(胃ろう注入栄養について説明)
      3回目(3/9):「膀胱留置カテーテル」について・グループワーク(普段のサービスで困ったことを話しあおう!!)
    3. 磯子区の防災委員会を開催。各ステーションから代表が集まり災害時の備えについて話し合いを行った。
  3. 磯子区ケアマネ連絡会主催の研修会に講師として協力 本年度テーマ:訪問リハビリについて
  4. 「磯子区人材育成研修会」の共催 本年度テーマ:在宅医療介護連携における磯子区の課題
  5. 磯子区在宅療養勉強会の共催 本年度テーマ:精神疾患の理解と対応
【委員会検討事項・課題等】
・県訪問看護ステーション連絡協議会と横浜市在宅看護協会それぞれに、毎年区代表を出さなければならず、人員的に厳しい状況

鶴見区

訪問看護リハビリステーションケアーズ川崎・鶴見 大谷津 真由美

【活動内容】
鶴見区ステーション連絡会議 4月15日、6月17日、9月16日、10月21日、12月16日、1月13日、3月17日

研修会
『在宅褥瘡ケアを学ぶ』6月24日実施 参加者 49名
『病院と訪問看護』情報交換会 11月18日実施 参加者 37名
『事例発表会』2月10日実施

【委員会検討事項】
特にありません
活動費: 講師料として2万円使用

戸塚区

訪問看護ステーションにしよこはま 吉村 泉

【活動内容】
区内会議 5/10 戸塚区在宅医療相談室開設報告 研修会の内容検討
7/12 研修会決定事項報告
9/13 区代表、災害委員報告 研修会準備
10/11 研修会準備
12/13 研修会報告、アンケート結果報告
2/14 来年度の計画、係決定
研修会  10/21 研修会 精神科訪問看護に関わる制度と多職種連携について
講師 戸塚区高齢障害支援課 MSW 三浦様
くすのき訪問看護ステーション 菅原様
会計報告 前年度の繰越金 25,810円
今年度の活動助成金  20,000円
今年度の研修会費用   4,320円(コピー代のみ)
来年度への繰越金   41,490円

来年度に向けて

  • 来年度も研修会を10月くらいに行う予定
  • 今年度は定例会で勉強会を開くことが出来なかったので来年度は入れていきたい
  • 区代表、災害委員以外に研修担当、会計、幹事を決定した

南区

セントケア訪問看護ステーション横浜  土橋 由嘉

【活動内容】
年4回の連絡協議会の他、年13回の他職種連携会議への参加

【委員会検討事項】特記ありません

保土ヶ谷区

横浜保土ヶ谷中央病院附属訪問看護ステーション 秋庭 由樹

【活動内容】
区内会議 7/22、9/15、11/17、1/20、2/17
研修会  11/17 「疼痛コントロールの基本と応用」ゆう在宅クリニック 原田先生
~ターミナル及び一般疼痛・苦痛の緩和方法~

活動費:1万円(講師代謝礼として使用)

特徴 :委員会 区代表(1名)、研修(2)、区役所・災害(1)市コンサル(1)役員(1)県幹事(1)役員(1)県幹事の方が今年度退職予定につき、役員が残り、もう1名県の役員になる予定

【委員会検討事項】
課題 保土ヶ谷区13事業所ある中で、精神2か所、小児1か所は連絡会に参加することが無いので、実質10事業所で活動。何かしらの係りになっているため、新しい管理者もいて、負担感が大きい。みんなでフォローしながらやっている状況。

以上18区

担当役員後記

 今年度は、委員長と書記をおき委員会1年目をスタートしました。委員の任期や委員会開催回数等検討しながら、委員会を3回にしたことは区代表委員としての役割が見え、それぞれの区の情報を共有し、自区で活用できることを考えることができたとの意見を頂きました。一方、区の状況はさまざまで、委員としての活動課題もありましたが、次年度の委員会への提案や、地域への情報提供の方法など意見交換も多くされました。今年度は、新規の事業所、閉鎖、休止、管理者交代の事業所も多い年でしたが、在宅看護事業が健全に運営できるよう、区内の情報にもこまやかに対応してくださいました区代表委員のみなさまに感謝いたします。

文責 佐藤

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